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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:米子市
米子盆踊り
[ よなごぼんおどり ]

民衆の娯楽として300年  
米子冨士見の楽しい盆踊り

[ ジャンル:舞踊・盆踊り ]

芸能の由来・沿革

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米子盆踊り
元々「冨士見盆踊り」と呼ばれ、300年以上前から米子の地で踊り継がれて来たと言われている。
昭和42年に米子市民に普及し後世に継承していく事を目的とし、名称を「米子盆踊り」と改名。
米子盆踊りには、「たいしょう踊り」「こだいじ踊り」「さいご踊り」の三つがあり素朴な唄と太鼓で構成されている。
近年では、新しい踊りを取り入れようと、大山町の中高盆踊り保存会ご協力の下、軽快な「さんこ踊り」も踊られるようになった。
 

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伝統芸能について

文化財指定

鳥取県指定無形民俗文化財 指定年:昭和49年10月18日

公演場所・時期

毎年8月14日、米子市公会堂広場で(平成25年は公会堂工事中のため米子市文化ホール広場で実施)「米子盆踊り大会」を開催。19:30~21:00。
公演時期: 8月

演目・時間

「たいしょう踊り」「こだいじ踊り」「さいご踊り」「さんこ踊り」、各3~5分

演目詳細

4曲とも、踊り、唄、太鼓にて構成。
太鼓のリズムと軽快なかけ声(はやし)に合わせ、なめらかな足の動きで前に進む。
それぞれ足さばきを繰り返しながら移動していく。
通常は、輪の内側を向き、時計回りに踊り進む(ステージでは、舞台映えを考え、外向きで反時計回り)。
「さいご踊り」は歌詞が10番まであり、各地の地名なども歌詞に取り入れられ、親しみやすくなっている。 

演目の見所

素朴な踊りの「たいしょう踊り」「こだいじ踊り」、勇壮な踊り・太鼓の「さいご踊り」、軽快なリズムの「さんこ踊り」など、それぞれ違う雰囲気の踊りを楽しめる。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:米子市 教育委員会文化課
住所:〒683-0067 鳥取県米子市東町161-2 (市役所第2庁舎3階)
TEL:0859-23-5436~5438

参考資料

米子盆踊り15年史 米子盆踊り30年史 鳥取県教育委員会製作「鳥取県文化財調査報告書」第12集掲載 「米子の文化財」米子市教育委員会(1990) 新修米子市史(2000/11)


交通アクセス

地図

米子市公会堂

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アクセス(交通手段)

「米子盆踊り大会」会場となる米子市公会堂広場。JR山陰本線「米子」駅下車、日ノ丸バス・日本交通バス、皆生線・イオン線などで「公会堂前」バス停留所下車すぐ。
車の場合山陰道/国道9号線、米子南IC→国道181号線→国道9号線。

駐車場

最寄のパーキングを利用



保存団体について

団体名

米子盆踊り保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

毎年「米子盆踊り大会」に向け、市民講習会(7月に入って3回・いずれも昼間)を開催 大会当日の参加を促している。 また、自衛隊米子駐屯地のお祭りでの要望に応え、踊りの講習会と当日のゲスト参加など交流に努めている。その他、多くの市民に普及するために、各施設や自治会の催事や祭に参加。また、毎年、子供クラブ教室も開講し、若い世代への継承も務めている。



外部公演について

外部公演の是非