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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:米子市
夜見町盆踊り(2区・中谷地区)
[ よみちょうぼんおどり(2く・なかだにちく) ]

大櫓に大太鼓で盛大に  
菅笠の踊り手が集まり踊る

[ ジャンル:舞踊・盆踊り ]

芸能の由来・沿革

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夜見町盆踊り(2区・中谷地区)
弓浜地区の盆踊りは他の地区から移り住んだ人たちが持ち込んだと言われ、「茶町踊」は境港市花町から、「かんど踊り」は出雲の神門地区の人たちから伝わったと言われている。
夜見町2区(中谷)の盆踊りは戦争で中断し、戦後に復活して盆踊りが続けられたが、次第に衰退していった。
約30年前、盆踊りが盛んだった河崎地区の人のアドバイスを受けて、森忠治氏を中心に盆踊りが復活し、今日に至っている。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

定期公演:夜見町ふれあい盆踊り大会(夜見町民グラウンド)、8月15日。
公演時期: 8月

演目・時間

「茶町踊」「かんど踊」「関の五本松」

演目詳細

櫓太鼓を中心に、浴衣装に花笠を被った踊り手がグラウンドいっぱいに輪を作り、手を交差させながら弓浜地区の伝統的な盆踊りを踊る。
演奏は唄と太鼓のみで、唄い手が順番に櫓に上がって歌を披露する。
唄い手によってさまざま節回しで参加者を楽しませている。
関の五本松では踊り手が踊りながら囃子として参加する。
服装は、すげ笠をかぶり白地に紺の浴衣、女性は下から赤い襦袢を出して踊りやすくしている。
夜見町ふれあい盆踊り大会当日は夜見町の1区~6区が順番にそれぞれ選んだ踊りを披露する(他の地区には基本的には参加せず、総踊りというので全員で踊る)
櫓と太鼓は他で見ないほどの大きさで、3メートル近いやぐらを組み、飯石町の太鼓製作業者に特注した、巨大な黒牛の皮からつくった大締太鼓を叩く(2区の自治会で制作)。

演目の見所

唄と太鼓だけでも楽しめるよう、太鼓の演奏には工夫している。また一体感を出すために踊り手には囃子で参加してもらい、櫓を中心に二重三重に輪となって踊る。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:米子市 教育委員会文化課
住所:〒683-0067 鳥取県米子市東町161-2 (市役所第2庁舎3階)
TEL:0859-23-5436~5438

参考資料

鳥取県教育委員会著「鳥取県の民俗芸能」(2005/03) 新修米子市史(2000/11)


交通アクセス

地図

夜見町民グラウンド

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アクセス(交通手段)

JR境港線「弓ヶ浜」駅下車徒歩10分。バスの場合日本交通富益線「夜見2区」バス停留所下車。 
車の場合山陰道米子東IC→国道431号線→夜見町交差点→県道300号線。

駐車場

当日は大山ハム駐車場が臨時駐車場となる。



保存団体について

団体名

夜見町2区盆踊り



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

班長が家々をまわり、宗教を問わず、楽しむことを第一に参加を呼びかけている。河崎、境港市など、踊りを通して縁のある場所の盆踊り大会には積極的に参加している。



外部公演について

外部公演の是非