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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:鳥取市
伏野神社麒麟獅子舞
[ ふしのじんじゃきりんししまい ]

ゆっくりと静かな舞い。地面すれすれをゆっくりと獅子の頭が動く。

[ ジャンル:麒麟獅子舞 ]

芸能の由来・沿革

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鳥取県東部の因幡地方に伝わる「麒麟獅子舞」。江戸時代のはじめに、初代藩主の池田光仲(みつなか)が曾祖父の徳川家康の分霊を祀(まつ)った因幡東照宮(現鳥取東照宮)を創した際に、祭礼の芸能として創始したと言われている。明治の中ごろ、宇倍神社から習って来たと伝えている。\n明治29年3月頃に伏野地域大火災があり、家を直すため各地から集まった大工さんから伏野復興のため教わった。\n
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

鳥取市伏野 麒麟獅子、四月十八日に近い日曜日、前日の午前中に神社でお祓いを受けて、そこで「本舞」をし、大祭の時だけ、神社の下の広場でも「本舞」をする。11時頃からは氏子宅に門付けするが、中の茶屋を入れると一八O軒 にもなるので、その半分くらいをすます。残りの半分は大祭の時は午前中から、地祭の時は午後から門付けする。大祭では、濱御所と上の御前事場で本舞加わる。門付けは、所望がないかぎり「ドンドン」という簡略な舞である。区長宅、総代長宅、各師匠宅は本舞をまわす。子供の生まれた家、結婚した家などではほとんどが所望するので「本舞」をする。練習用の古い麒麟獅子頭が一個ある。
公演時期: 4月

演目・時間

本舞15分  門付け(ドンドン)5分程度

演目詳細

獅子2名、猩々1名、鉦1名、太鼓1名、笛5名の構成。共通で赤の衣装、白足袋に紐が真田紐(黒)の草鞋を履く。\n獅子と猩々は本殿の方を向き、最初に太鼓の音で獅子が左に動く、そのあと鉦が入り獅子が舞はじめて獅子が後を追うように舞い始める。\n濱御所など広い場所で舞う場合は、獅子が前後15m程度を移動し舞う。(狭い場所で舞う場合は、移動を短し調整する)\n鉦・太鼓・笛の位置が決まっており、下記の配置図のような位置関係で舞う。

演目の見所

ゆったりとした獅子 静かな踊り

演者配置図

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ホームページ

お問合せ先

組織名:鳥取市 教育委員会文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

野津龍著:「因幡の獅子舞調査録」  (H9/7)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

伏野バス停から徒歩5分

駐車場

伏野公民館となりスポーツ広場の駐車場 12台程度



保存団体について

団体名

伏野麒麟獅子保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

氏子の方への声掛け。



外部公演について

外部公演の是非

参加・体験

不可