CONTENTS
鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:鳥取市
河内おどり
[ こうちおどり ]

白のかすりに鉢巻絞めて
舞う姿も力強き男のおどり

[ ジャンル:舞踊・盆踊り ]

芸能の由来・沿革

河内おどり vspace=
河内おどり
由来ははっきりとしないものの、伝承によれば鹿野城に亀井茲矩(かめいこれのり)が在城していた時代に、祖先の霊をなぐさめるための踊りとして始められたという。
鹿野町河内地区と鳥取市河内地区は山を越えてつながっており、近いのでそこから伝わったのかもしれないが、文献などには特に記されていない。
大正時代にはすでにこの地区で(もともとは青年団活動として)踊られていたものだが、昭和40年後半に途絶えてしまった。
現在再び復活して続けられている。
 

動画アップロード

動画アップロード

 動画を再生する 動画を再生する


伝統芸能について

公演場所・時期

毎年8月14日夜、地区内の初盆の家を廻っている(地区世帯数52軒)。そのほか、近年は10月初旬に「とっとり手踊り・手笠踊りの集い」と称したイベントを主催し行っている。
公演時期: 8月、10月

演目・時間

1軒あたり、3曲~4曲披露。30分程度。

演目詳細

レパートリーは貝殻節・因幡大津絵・忠臣蔵・安来節など7曲あり、手踊り・手笠踊りどちらでも踊ることができる。
衣装は昔踊られていた服装に近づけて白のかすりの浴衣にぞうりを着用している。
男性のみが踊るもので、踊り手は一列に並び、唄に合わせて踊る。自らの踊る範囲はそんなに広くなく、それぞれ1、2歩の範囲の中でその場でまわったり、立ち、座りなどの所作を行う。

演目の見所

男性のみの力強い所作、全員で高さ、動きを揃えて踊るところ。

演者配置図

 vspace=

ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

特に無し


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

バスの場合、鳥取駅より日の丸バス松上線、「河内車庫」バス停下車で河内地区。車の場合は国道9号線→鳥取南バイパス国道29号線→国体道路(交差点)を右折して県道21号線→嶋入口(交差点)を左折して県道49号線→県道281号線
イベント会場(安蔵スキー場)は河内地区を山手にさらに進んでいく。

駐車場

初盆の際の河内地区には公共の駐車スペースはほぼ無い。「とっとり手踊り・手笠踊りの集い」イベント当日は会場横に十分な駐車スペースを確保している



保存団体について

団体名

河内おどり隊



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

2010年より「とっとり手踊り・手笠踊りの集い」を主催し、伝承活動を積極的に行っている。運営の経費などは助成金や補助金・寄付などでなんとか捻出し、スタッフはおどり隊のメンバーを中心に行っている。



外部公演について

外部公演の是非