芸能の地域:鳥取市
武王神社麒麟獅子舞
[ ぶおうじんじゃきりんししまい ]

チャーフケの声も高らかに
漆塗りの頭に唐草牡丹の蚊帳
[ ジャンル:麒麟獅子舞 ]
芸能の由来・沿革
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武王神社麒麟獅子舞 |
武王神社麒麟獅子舞は赤い獅子頭が特徴的だが、これは古い獅子頭から造り替えたもので、大工に頼んで作ったため漆塗りで一色になったという(仏具屋に頼むと金箔になる)。
赤い頭に宗教的な意味合いなどはない。舞い方について、樗谿神社を源流として大きく宇倍神社流と聖神社流に分かれていたり、ゆっくりとした「山の舞」と荒々しくテンポの速い「海の舞」に分かれるなどともいわれるが(現在は明確な差異がなくなってきた)、福部町には宇倍系が多く、武王神社も宇倍系の流れをくむという。
鳥取市部と同等に獅子舞の歴史は300年ほどである。

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伝統芸能について

公演場所・時期
4月11日に近い日曜日(H25/4/14)。宵宮は18時から行うが獅子舞はなし。日曜は6時より武王神社で獅子舞を行い、神社祭典の後、氏子廻りに向かう。16時頃、神上(かみあげ)の儀式を行い終了。
公演時期: 4月
公演時期: 4月
演目・時間
「本舞い」30分、「かどづけ」10分
演目詳細
宵宮は18時より、武王神社から蔵見公民館までの御幸を行うが、そこでの獅子舞はない。
日曜は6時より武王神社で獅子舞を行い、神社祭典の後、氏子廻りに向かう。
氏子廻りが終わると16時頃より神上(かみあげ)の儀式を行う。蔵見公民館横の広場で本舞いを行い、獅子を先頭に神社まで御霊とともに上がる。神社で舞い納めをして17時30分ごろに終了となる。
配役の構成は獅子2名、猩々1名、太鼓1名、鉦1名、笛1名(人不足のため、笛は多くてもよい)。
猩々の衣装は赤の上下で白足袋に草鞋履き。赤い面、赤い髪、赤い棒に瓢箪、花用の巾着を持つ。
獅子も同じく上下赤の衣装に白足袋に草鞋履きとなる。蚊帳は唐草牡丹の模様で赤地。黒い線が背中に入っており、頭と尾に幣がついている。
舞い方はまず猩々が本殿に向かい左側から右へ3段に跳び獅子を誘い出す。猩々の役目が終わると獅子が舞うのみとなる。獅子に大きな移動はなく、その場で練りや立ったりなどの舞いを行う。所作の端々でじっと静止する箇所があり、観客(獅子舞の指導者やOBなど)から「チャーフケ」と掛け声がかかる。
語源は明確ではないが、体力を要する静止の所作で「もっとジッと我慢しろ」という意味合いの掛け声である。
日曜は6時より武王神社で獅子舞を行い、神社祭典の後、氏子廻りに向かう。
氏子廻りが終わると16時頃より神上(かみあげ)の儀式を行う。蔵見公民館横の広場で本舞いを行い、獅子を先頭に神社まで御霊とともに上がる。神社で舞い納めをして17時30分ごろに終了となる。
配役の構成は獅子2名、猩々1名、太鼓1名、鉦1名、笛1名(人不足のため、笛は多くてもよい)。
猩々の衣装は赤の上下で白足袋に草鞋履き。赤い面、赤い髪、赤い棒に瓢箪、花用の巾着を持つ。
獅子も同じく上下赤の衣装に白足袋に草鞋履きとなる。蚊帳は唐草牡丹の模様で赤地。黒い線が背中に入っており、頭と尾に幣がついている。
舞い方はまず猩々が本殿に向かい左側から右へ3段に跳び獅子を誘い出す。猩々の役目が終わると獅子が舞うのみとなる。獅子に大きな移動はなく、その場で練りや立ったりなどの舞いを行う。所作の端々でじっと静止する箇所があり、観客(獅子舞の指導者やOBなど)から「チャーフケ」と掛け声がかかる。
語源は明確ではないが、体力を要する静止の所作で「もっとジッと我慢しろ」という意味合いの掛け声である。
演目の見所
クライマックスになると「チャーフケ」の掛け声が盛んにかかる。
演者配置図
ホームページ
芸能団体活動報告
お問合せ先
組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421
参考資料
野津龍著:「因幡の獅子舞研究」 第一法規出版 (1993/11) 福部村作成ビデオ:「郷土の伝承行事福部村」福部村むらづくり運動推進協議会(2003)
交通アクセス

地図
アクセス(交通手段)
JR山陰本線「福部」駅、循環バス(らっちゃんバス)で「南田」「蔵見公民館」バス停下車、徒歩5~10分ほど。車の場合鳥取バイパス 国道9号線岩美町方向へ→細川西(交差点)を右折し県道43号線→県道188号線。
駐車場
特に無し
保存団体について

団体名
保存会は確立されていない
保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み
外部への演技指導無し。新規募集も声を掛ける程度である。
外部公演について

外部公演の是非
不可