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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:鳥取市
牛戸神社麒麟獅子舞
[ うしとじんじゃきりんししまい ]

氏子廻りで榊が飛び入り  
榊を恐れて獅子が逃げる

[ ジャンル:麒麟獅子舞 ]

芸能の由来・沿革

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牛戸神社麒麟獅子舞
江戸時代初期、慶安3年(1650年)に鳥取藩の初代藩主・池田光仲が、徳川家康を祭った日光東照宮の御神霊を持ち帰り、鳥取東照宮の建立の際に舞ったのが始まりといわれている。麒麟獅子の衣装箱に明治20年の記載があることから、明治時代にはすでに牛戸神社では麒麟獅子舞が行われていたと推測される。  また、このあたり一帯を西郷地区といい(小畑・弓河内・北村・小河内・神馬・牛戸・中井・本鹿)、それぞれ獅子舞を行うため、交流があり、「西郷地区総会」も開いている。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

牛戸神社例祭。毎年10月10日に近い日(体育の日として近年は固定)。平成25年は10月14日に開催。
タイムスケジュールはAM8:00より牛戸地区公民館で清め、8:30より牛戸神社で奉納舞い、9:00より牛戸地区20世帯を門舞い。
公演時期: 10月

演目・時間

「本舞」3~5分程度

演目詳細

獅子舞は一頭舞い(2名)、猩猩・鉦・太鼓、笛(1~2名)で構成される。太鼓は地面にじかに置いて、下打ちをする。廻り方は一般的な権現流でゆったりとした舞い。 衣装は舞手、座方全員が赤。(6名それぞれがすべての役割を交代で行えるようになっている)白い衣装を着た「榊」という役割を担う人物が4名つく。氏子の家々を回る際は猩々は同行し要所要所で最初の部分に登場し舞うこともあるが、全戸では舞わない。各戸で獅子舞をおこない、獅子舞の途中に榊が「わっしょい」という掛け声とともに乱入し、獅子はそれを恐れて逃げるというのが非常に特徴的である。舞いには左右に練る、足折り、正面に顔を突出す、首を振りながら小走りになる、などの所作が見られる。

演目の見所

途中で余興として榊が獅子頭を追いかけ、舞いが中断するという演出が行われる。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

特になし


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

JR「河原」駅から車で5分程度。日ノ丸バス(日ノ丸自動車)、西郷・散岐線または鳥取市バス、西郷線「本鹿口」バス停留所下車すぐ。車の場合高速鳥取南IC→国道53号線→河原橋東(交差点)を右折し県道32号線→河原橋西(交差点)を左折し県道195号線→県道196号線。

駐車場

近隣に西郷小学校あり



保存団体について

団体名

牛戸神社麒麟獅子舞保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

外部公演の経験は特にない(神社の神事としか行っていない)



外部公演について

外部公演の是非

不可