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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:鳥取市
神馬神社麒麟獅子舞
[ かんばししまい ]

四種のにぎやかな囃子  
河原では珍しい剣の舞

[ ジャンル:麒麟獅子舞 ]

芸能の由来・沿革

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神馬獅子舞
鳥取県東部の因幡地方に伝わる「麒麟獅子舞」。江戸時代のはじめに、初代藩主の池田光仲(みつなか)が曾祖父の徳川家康の分霊を祀(まつ)った因幡東照宮(現:鳥取東照宮)を創した際に、祭礼の芸能として創始したと言われている。舞い方は「権現流(東照宮のことを権現さんという)」。親戚関係の多かった鳥取市の大和佐美命神社(上砂見地区)から舞いを習った。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

神馬神社祭礼、毎年10月17日。現在は第3土曜日(平成25年は10月18日開催予定)。神社での本舞のほか氏子宅32軒を回る。
公演時期: 10月

演目・時間

宵宮・本舞は15分、門舞は1軒あたり5分程度。

演目詳細

獅子舞は一頭舞い(2名)、猩猩・鉦・太鼓、笛、打ち合わせ(シンバルのようなもの)で構成される。廻り方は一般的な権現流でゆったりとした舞い。 
衣装は舞手、座方全員が赤(6名それぞれがすべての役割を交代で行えるようになっている)。 
剣の舞いがあり(真剣ではなく模造品)獅子頭は向かって左(右手側)に剣を刺している。猩々の案内により、神社境内を3往復する。
服装は上は青系の着流しに赤のはおりもの、下は赤で統一し、交代で行うようになっている。

演目の見所

鉦だけでなく、打ち合わせが囃子方にいるため、にぎやかな獅子舞になる。刀を持った獅子が踊るのは珍しい。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

野津龍著:「因幡の獅子舞研究」 第一法規出版 (1993/11)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

鳥取駅より日の丸バスまたは鳥取市バスで西郷・散岐線神馬バス停留所下車。車の場合、高速鳥取南IC から国道53号線→河原橋西(交差点)を左折し県道196号線→県道49号線→県道230号線を進む。

駐車場

神馬ふれあいセンター(公民館)に駐車場あり。基本的に坂の多い地域で、道に沿うように民家があるため駐車場はない。



保存団体について

団体名

神馬獅子舞保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

西郷小学校の小学生向けに「獅子舞交流会」を開催し、獅子舞に気軽に触れてもらうようにしている(将来のため)。



外部公演について

外部公演の是非




備考

備考

H28.5.27 西郷地区公民館坂本館長さんより
代表の沢田寿彦さんが亡くなられているとお聞きする。
 沢田寿彦さんの情報:
  680-1254  鳥取市河原町神馬324-1
    0858-85-2187  携帯電話090-7370-3290