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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:八頭町
山路神社麒麟獅子舞(山路神社麒麟獅子舞保存会)
[ やまじじんじゃきりんししまい ]

小さな郡家山路の里で  
雪残る弥生の麒麟獅子舞  

[ ジャンル:麒麟獅子舞 ]

芸能の由来・沿革

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山路麒麟獅子舞
鳥取県東部の因幡地方に伝わる「麒麟獅子舞」。江戸時代のはじめに、鳥取池田家初代藩主の池田光仲(みつなか)が曾祖父の徳川家康の分霊を祀(まつ)った因幡東照宮(鳥取東照宮神社)を創した際に、祭礼の芸能として創始したと言われている。
山路神社の麒麟獅子舞については歴史的記述などは不明。
獅子頭が古く、100年近く経っていると伝えられているのでおそらく、その頃からではないか?と思われる。
昭和中期に一時、衰退したが、若狭神社に舞いを習いに行き、復活し、現在に至る。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

山路神社祭礼。毎年3月9日に近い日曜日。神社での奉納舞の後、氏子宅を廻る(氏子現在10軒)。当日はAM10:00から神社にて神事・奉納舞いを行い、その後11:30から氏子宅を門付けして回る。例年14:30頃に終了。
公演時期: 3月

演目・時間

奉納舞・各家での舞いなどともに4分程度

演目詳細

中国の伝説上の聖獣である「麒麟」をモチーフにした1本の角を持つ獅子頭に赤または緑のかやで胴体をつくり、頭と尾の部分に2人が入って舞う。
山路地区は氏子数が少ない(10軒程度)ので時間なども短縮し、シンプルな舞い方になっている。
猩々の顔はにこやかで、獅子頭も鼻が大きく、かわいらしい印象を受ける。
(獅子頭は古く、100年くらい前のものと言われている)獅子は1頭舞い、猩々、太鼓、鉦のみで笛はいない

演目の見所

祭礼が3月9日のため、年によっては「雪の中で舞う獅子舞」を見ることができる。
太鼓・鉦のみのため、シンプルで静かな舞になっている。
たった10軒の家で行う獅子舞のため、地区の結束の高さを感じ取れる。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:八頭町 教育委員会社会教育課
住所:〒680-0601 八頭町北山63-1
TEL:0858-84-1232

参考資料

野津龍著:「因幡の獅子舞研究」 第一法規出版 (1993/11)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

JR因美線「東郡家駅」下車、車で10分。バスの場合、八頭町営私都線「下大坪」バス停留所下車、徒歩5分。車の場合鳥取南バイパス(若桜・八頭方面)→国道29号線→堀越(交差点)を左折し県道39号線(山路地区)

駐車場

有り(鳥居の下に駐車場、数台のみ)



保存団体について

団体名

山路神社麒麟獅子舞保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

結成当時は敬老会などでも披露したりと、盛り上がっていた。数回外部公演にも出演しているが現在は目立った活動は行っていない。



外部公演について

外部公演の是非