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芸能の地域:鳥取市
越路雨乞踊
[ こえじあまごいおどり ]
雨を授けし神に捧ぐ報恩感謝の踊り行列
[ ジャンル:舞踊・盆踊り ]
芸能の由来・沿革
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越路雨乞踊 |
過去153年間で10回しか奉納されていないという記録もある。
動画アップロード
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伝統芸能について
文化財指定
鳥取県指定無形民俗文化財 指定年:昭和34年12月25日 国選択無形民俗文化財(記録作成等の措置を構ずべき無形の民俗文化財) 指定年:昭和48年11月5日
公演場所・時期
不定期:越路神社奉納(越路神社に雨乞いの祈願を立て、雨を授かったとき、越路神社境内で舞われる)その他芸能大会などに出演
公演時期: 不定期
公演時期: 不定期
演目・時間
踊りは全部で10種類。外部出演では5種類の踊りを踊るが、15分であれば2種類を踊る
演目詳細
雨が授かったことを神に感謝する踊り。踊りは、ささら摺りと呼ばれる面を付けた踊り手が男根状のスりコギをササラですすりながら先導、棒振りが紅白の布を巻いた棒を左右に振りながら露払いをする。三番目に「子踊り」が「ダンダカダン、ソレ、ダンダカダン」という拍子に合わせ日の丸扇を表裏にしながら行進する。その後「笛吹」「新発意(しんぽち)」「本踊り」「地方」と続いていく。40人ほどで構成され、それぞれ揃いの衣装で身を飾る。(踊りの中心となる本踊りは中心にボタンと桜の造花を挿し、水色の布を垂らした花笠を被る)新発意を中心に踊り手たちが輪になると、地方の唄に合わせてゆっくりと太鼓を叩き、時計回りに踊りが始まる。踊りが終わると指揮老人が次の演目紹介する。十種類の踊りで構成され、棒振り2名、ささらすり2名、子踊り数名と指揮老人1名、地方(笛)3~4名・(歌)3~4名、新発意1名、本踊り14~15名のそれぞれの役が、揃いの衣装飾りなどで身を固め、神社の参道を踊りながら神前まで行進する「入端」で始まる。神前では、本踊りが円陣を組んで踊りを踊り、「忍婦」「鳩小舟」「糸竹」「鎌倉」「住吉」「頭ら」「小笹」「志ら玉」の順に奉納する(踊りが切り替わる際には新発意が口上を述べる。口上・・・・「東西(とざい)、東西、姫子たち、今度の踊りは「何々」でござる。なかの新発意が音頭をとって、はやしかんこの唄、ほどよくやとい申す」)8種類の踊りが終わると再び列をなして踊りながら神社を去る「穣田(出端)」で終わる
演目の見所
外部公演では簡略するが、越路神社参道を40名近くで行進する入端(いりは)は越路雨乞踊の中でも特に見どころ
演者配置図
ホームページ
芸能団体活動報告
お問合せ先
組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421
参考資料
萩原直正著:「越路の雨乞踊り」鳥取県立図書館報砂郷文化17所(1956) 野津龍著:「鳥取県祭り歳時記」山陰放送 (1985/06) 米里誌(製作年不明) 島根県教育委員会製作:「第48回中国四国ブロック民俗芸能大会記録集」(2007/03) 鳥取県教育委員会DVD「鳥取県指定無形民俗文化財越路の雨乞い踊り」再現奉納映像 (株)郷土出版社著:「鳥取・岩美・八頭ふるさと大百科」(2008/7)
交通アクセス
地図
アクセス(交通手段)
越路神社までのアクセス・・・・JR因美線 津ノ井駅下車 タクシーで10分程度
車の場合 鳥取駅方面から鳥取南バイパスを岡山方面へ宮長交差点より県道292号線→蔵田交差点より県道226号線→念佛交差点より県道293号線に入り、2kmで右折 バスの場合鳥取駅より米里線で越路バス停留所下車 徒歩5分
車の場合 鳥取駅方面から鳥取南バイパスを岡山方面へ宮長交差点より県道292号線→蔵田交差点より県道226号線→念佛交差点より県道293号線に入り、2kmで右折 バスの場合鳥取駅より米里線で越路バス停留所下車 徒歩5分
駐車場
近隣に越路公民館はあるが、駐車スペースは不明 また神社周辺は道がとても狭い
保存団体について
団体名
越路雨乞踊保存会
保存伝承の取り組みについて
会員外へ向けての取り組み
毎年、米里小学校で6年生に唄・踊り方を指導(米里小学校のHPには越路雨乞い踊りのいわれなどが記載されている)児童は習った成果を学校行事の収穫祭の時、毎年披露している
外部公演について
外部公演の是非
可