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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:智頭町
新田人形浄瑠璃芝居相生文楽
[ しんでんにんぎょうじょうるりしばいあいおいぶんらく ]

動かぬはずの人形の顔に  
表情が見えてくる浄瑠璃芝居

[ ジャンル:舞台芸 ]

芸能の由来・沿革

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新田人形浄瑠璃芝居相生文楽
明治初期、この地方に毎年巡業で来ていた淡路人形浄瑠璃芝居を基に「この地に平和な娯楽を」と始められた。岡山県から人形座を招いて練習に励む。発起人の一人岡田大平治自らも次々に人形の頭を製作した。明治、大正と隆盛をたどったが、戦争により一時期は衰退しそうになった。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

清流の里新田人形浄瑠璃の館で不定期に鑑賞会を開催(通常金曜~月曜のみ営業だが、予約が入れば開けることも可能)。
公演時期: 不定期

演目・時間

1演目につき30分程度。

演目詳細

※代表作「傾城阿波の鳴門」(巡連歌・八段目)。徳島藩のお家騒動に絡む話。阿波の十郎兵衛・お弓の夫婦はわけあって盗賊と名を変え住んでいる。そこへ巡礼姿の娘お鶴がはるばる徳島から父母を尋ねて来る。お弓は我が子と分かるが、そこで親子の名乗りをしたのでは、我が子にどんな災いが来るとも限らない。お弓は涙を飲んで別れる。名残惜しげに見送るのだが、ここで別れては今度いつ会えるか分からぬと追いかける。八段目はこの涙を呑んで分かれ、しかしおいかけるという場面。2人しか人形は出てこないが、涙を誘う所瑠璃の音色とともに人形の動きをつけている。他、演目では「絵本太閤記十段目 尼崎の段」「壺坂観音霊験記 内の段」「式三番叟」

演目の見所

無表情の人形に、表情がでてくる、浄瑠璃の音色と合わさった時の切ない雰囲気を楽しめる。人形の大きさもみどころのひとつ。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:智頭町 教育委員会教育課
住所:〒689-1402 鳥取県八頭郡智頭町大字智頭2072-1 
TEL:0858-75-3113

参考資料

関西広域連合「文化の道」実行委員会パンフレット 鳥取県教育委員会著「鳥取県の民俗芸能」(2005/03) 智頭町誌下巻(2000/12) 智頭町誌下巻(2000/12)八頭郷土文化研究会著:「新編八頭郡誌・八頭郡のくらしと民俗」(1996/5)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

智頭急行「山郷」駅下車、車で5分。バスの場合智頭町すぎっこバス本谷線「新田」バス停留所下車、徒歩すぐ。車の場合鳥取自動車道智頭IC →智頭街道、国道53号線(智頭・津山 方面)→県道373号線→県道7号線。

駐車場

浄瑠璃の館に駐車場あり。



保存団体について

団体名

新田人形浄瑠璃芝居相生文楽



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

要請があれは不定期に「人形の館」での上演を行っている。



外部公演について

外部公演の是非