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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:若桜町
若桜神社大祭(御幸祭)
[ わかさじんじゃたいさい ]

男衆が声張りチョンヤセー  
三体の神輿が練り合う  

[ ジャンル:祭礼行列 ]

芸能の由来・沿革

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若桜神社大祭(御幸祭)
約350年前の1659(万治2)年鳥取藩主池田光仲公から3面の能面を寄進され、御幸祭を許されたといわれている。
神輿を中心とする行列や、麒麟獅子舞が行われている。
若桜神社大祭は近郷では「わかさまつり」として親しまれ例祭日を5月3日(昭和57年までは5月1日)としている。
御幸祭は現在では隔年に行われるが、行列は時代により変動がある。
行列に参加できるのは宿内(7つの地区に区分されている氏子)。
 

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https://drive.google.com/file/d/0B0jxR6BjC1Y9QXliMlR6MXZFMVk/view?usp=sharing


伝統芸能について

公演場所・時期

若桜町、若桜神社例祭(隔年5月3日、現在はわかさまつりとして開催)前日宵宮ほか、当日日中に御幸行列が行われる。
公演時期: 5月

演目・時間

行列自体は7~8時間かけて行われる。

演目詳細

宵宮には社殿で浦安の舞が奉納され、神楽殿で神楽が舞われる。
大祭当日は午前0時に一番太鼓、2時に二番太鼓、4時に三番太鼓が若桜宿内を打ち巡らされ(大祭の起こし太鼓)式典、渡御式、浦安の舞、獅子舞ののち、御幸行列が始まる。
先頭は御寄附御面箱、一番榊、奴之舞(大鳥毛、小鳥毛、両掛)、御幟(武者行列)、職事金幣猿田彦、八幡宮・熊野権現・松上大明神の各神輿、総供と行列が続く。
宿内では「チンチン、ドンドン」と鉦と太鼓に合わせ、獅子舞が各戸を廻りはじめる。また、各町の飾付けられた傘鉾・屋台とハッピ姿の子供達が繰り出し、行列と踊り子で約1kmの沿道が祭一色に染まる。
行列は正午に御旅所へ到着し、神事・浦安の舞が奉納される。その後、還御となり、榊と神輿3体が練り出される。

演目の見所

一連の行事(神事)により、若桜の宿場一帯が祭礼ムード一色になるさま。3体の神輿がいっぺんに出るのは珍しい(それぞれ神輿の型も違う)。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:若桜町 教育委員会生涯学習係
住所:〒680-0701 鳥取県八頭郡若桜町大字若桜757番地
TEL:0858-82-2213

参考資料

祭りパンフレット(大祭委員会発行)、野津龍著:「鳥取県祭り歳時記」山陰放送 (1985/06) 八頭郷土文化研究会著:「新編八頭郡誌・八頭郡のくらしと民俗」(1996/5)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

若桜鉄道「若桜」駅下車。バスの場合、鳥取駅より日本交通・若桜線「若桜駅前」バス停留所下車。車の場合、鳥取道河原ICより、県道324号線→国道29号線を若桜方面へ約30分。

駐車場

当日は臨時駐車場あり



保存団体について

団体名

若桜神社大祭委員会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

特に行っていない



外部公演について

外部公演の是非

不可