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芸能の地域:鳥取市
因幡の傘踊り
[ いなばのかさおどり ]
旱魃から救った仁平翁への鎮魂踊り
外回し傘踊りの元祖横枕
[ ジャンル:舞踊・盆踊り ]
芸能の由来・沿革
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因幡の傘踊り |
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伝統芸能について
文化財指定
鳥取県指定無形民俗文化財 指定年:昭和49年10月18日
公演場所・時期
8月14日、19時から30分ほど横枕公民館前にて一斉踊りを行い、その後初盆宅に行き踊りを行う。また、老人福祉施設「あすなろ」「はまゆう」などでも定期的に公演を行っている。
公演時期: 8月
公演時期: 8月
演目・時間
「三番叟」「貝がら節」「因幡大津絵」「浪花節」「さわり」「草津節」ほか多種。1曲につき3~4分。舞台では3曲で15~20分。
演目詳細
対の踊りがあるため、踊り手は基本的に偶数で6~16名。歌1名、横笛が1名の構成。踊り手の服装は忠臣蔵・四十七士のような義士装束で脚絆、白鉢巻、白襷を身に着ける。傘は長柄の大傘で金銀の短冊と大小百数十個の鈴で飾られている。最初の曲目は基本的に「三番叟」で、歌に合わせて舞台下手から踊り手が順に舞台へと進んでいき、掛け声を出して踊り始める。また2曲目は「貝がら節」であることが多い。踊り手の役割は、傘を刀に見立て傘を打ち下ろす「打ち」とそれを受け止める「受け」に分かれており、曲中に「打ち」「受け」が入れ替わることもある。高低一対の変化を見せて踊るのが特徴である。また、歌の文句に合わせ、速く勇ましい踊りからゆっくりした踊りなど様々に演じられる。隊列は基本的には1列だが、前後に分かれ2列になったり、円になる演目もある。
演目の見所
「打ち」と「受け」の切り合い、立ったり座ったりの役割が交互に変わっていくところ。
演者配置図
ホームページ
お問合せ先
組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421
参考資料
『横枕雑記』 『因幡の傘踊り資料集』因幡万葉歴史館(2004/10) (株)郷土出版社著:「鳥取・岩美・八頭ふるさと大百科」(2008/7)
交通アクセス
地図
アクセス(交通手段)
JR鳥取駅から日ノ丸バス神戸・横枕線「横枕」バス停下車、徒歩0分。車の場合鳥取駅より県道43号線(岡山方面)→今町2丁目(交差点)で県道21号線へ→千代大橋西詰(交差点)から県道42号線→5km先、右折し県道227号線に入る。
駐車場
県道227号線から猪の子川を渡り横枕集落に向かう渡川橋周辺に駐車スペースあり
保存団体について
団体名
横枕傘踊保存会
保存伝承の取り組みについて
会員外へ向けての取り組み
美和小学校5年生から文化祭で踊りたいという意思があり、小学校から指導を依頼されたことがあり、2時間ほど指導したことがある。新規募集について、以前は高卒後に踊りを教えていたものだが、昨今は市外に出ていくことも多く、会員内で声掛けをする程度。小学校指導もあり、現在は小学3年生の男子児童が2人参加している。
外部公演について
外部公演の是非
可