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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:倉吉市
打吹童子ばやし
[ うつぶきどうじばやし ]

ぴーひゃらぴーひゃらとんとんとん  
童子が奏でる打吹天女伝説

[ ジャンル:太鼓 ]

芸能の由来・沿革

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打吹童子ばやし
古くから打吹山を仰ぎ、その城下町として栄えた倉吉。このふるさとに伝わる天女と童子の物語を「打吹童子ばやし」として、子ども達(童子)の打つ吹く太鼓と笛の音で伝えていこうと、1992年7月に誕生。
当時は小学校4年生以上を対象とし、初期メンバーは16名。
また、支援団体として「打吹童子ばやし振興協議会」を設立し、支援者を募った。
100名以上の参加があり設立時の太鼓購入などは助成金などで賄ったが、本来は運営費は協議会の会費で行われている。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

打吹童子ばやし定期演奏会を毎年開催(3月・倉吉未来中心) その他、倉吉天女伝説祭り(7月・倉吉土蔵中心)打吹まつり(8月・倉吉土蔵中心)倉吉関金里見まつり(9月・倉吉市立山守小学校)倉吉天女音楽祭(10月・倉吉未来中心)など毎年参加しているものも多数
公演時期: 3月

演目・時間

「打吹童子ばやし~天女と童子の物語~」15分、「里見伝説~新・八犬伝~」16分、「長谷寺の絵馬伝説」7分、「MATSURI」5分、「MATSURI羽衣」、「鼓魂(こだま)」7分、「オーライ!」12分(著作権などはすべて打吹童子はやしが所有)

演目詳細

締太鼓、桶胴太鼓、宮太鼓、やぐら太鼓、しの笛による構成。
レパートリー曲について「打吹童子ばやし」は打吹山に伝わる天女と童子のお話。
(プロローグと第1章~3章で構成されている)里見伝説「新・八犬伝」については、倉吉には滝沢馬琴の書いた「南総里見八犬伝」のモデルになったといわれる里見忠義公と八賢士の墓があることから創作した曲。
里見家といえば千葉県館山市だが、2006年に鳥取県青少年郷土芸能の祭典で打吹童子ばやしの新曲として発表した。
「長谷寺の絵馬伝説」は打吹山山麓にある長谷寺に奉納されている絵馬には夜な夜な板から抜け出て田畑を荒らしたという伝説があることにちなんでいる。
「MATSURI」第6回子ども太鼓のつどいで発表した曲。「鼓魂(こだま)」は20期演奏会で発表。
「オーライ!」(新曲)は21期演奏会で発表。

演目の見所

すべて奏者は小学生で行っている。しの笛がメロディーを奏でるため、太鼓のなかでも入りやすいジャンルだと思う。手拍子や掛け声などみんなで「観る太鼓」ではなく「楽しめる太鼓」だと思う。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:倉吉市 教育委員会文化財課
住所:〒682-8611 鳥取県倉吉市葵町722
TEL:0858-22-4419

参考資料

特に無し


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

倉吉未来中心。JR山陰本線「倉吉」駅下車、車で10分。バスの場合日ノ丸バス岡山‐倉吉線・社線/日本交通パークスクエア(広瀬)線「倉吉パークスクエア」バス停留所下車。車の場合国道9号線→県道161号線→宮川町ロータリー(交差点)で斜め左に折れて県道205号線。

駐車場

有り(臨時駐車場などの場合もあり)



保存団体について

団体名

打吹童子ばやし振興協議会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

定期演奏会の際にチラシを配布し、振興協議会の寄付・新規会員を募っている。



外部公演について

外部公演の是非