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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:米子市
米子歌舞伎
[ よなごかぶき ]

60年の歴史で演目多数  
洗練された演技と子役の愛らしさ

[ ジャンル:舞台芸 ]

芸能の由来・沿革

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米子歌舞伎
昭和23年に米子邦楽舞踊連盟が発足し、米子歌舞伎は昭和26年11月に、元米子市助役・小椋智一氏(故人)、判沢喜八郎氏(故人)らにより米子市役所が中心となって立ち上がった。
古くから当地出雲伯耆街道に受け継がれた伝統芸能のひとつであり、法勝寺歌舞伎もこの流れをくむものである。当初は娯楽として始まり、今日まで約60年間活動している。
「米子歌舞伎」の名称は判沢喜八郎氏が命名。以前は大人による歌舞伎であったが、平成19年より子どもが出演する歌舞伎となった。ちなみに法勝寺歌舞伎が一時の活動休止から復活となったのには米子歌舞伎の一助があり、平成23年には法勝寺歌舞伎と合同の舞台を行うなど、交流がある。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

平成25年度は11月17日に開催された「米子邦楽と舞踊の会」11時5分~12時10分、米子市文化ホールにて)に出演。公演日は秋の間でホール予約がとれる日、出演順は舞台が大がかりなため、毎年最初となっている。
公演時期: 11月

演目・時間

「忠臣蔵」「番場の忠太郎」「義経千本桜」「白波五人男 稲瀬川勢揃いの場」「あやめ踊り」「菅原伝授手習鑑 寺子屋の場」「野崎参り」「弁慶上使の段」などおよそ16演目。一演目あたり1時間強。

演目詳細

演者は4~10名の幼稚園児と約19名の大人によって演じられる。
顔に白い水化粧をし、衣装は演目により、様々ではあるが、悲しい場面でしか着ない衣装があるなど、それぞれの衣装にも取決めごとがある。
三味線、太鼓、ツケ(歌舞伎に用いられる拍子木のようなもの)の鳴り物も取り入れられ、演劇はもちろんのこと、舞踊なども取り入れられている。
舞台は平舞台、二重舞台、高二重舞台などが演目により、それぞれ取り入れられている。一番(時代劇)、二番(世話物)を取り混ぜて演じる。時代劇は歴史上にあった出来事などを演じるものであり、世話物は民衆の間で起こった出来事を演じるものである。

演目の見所

子どもが演じているなど、素人歌舞伎ではあるが、本物に近づけるよう一生懸命に、子供・大人一緒に演じているところ。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:米子市 教育委員会文化課
住所:〒683-0067 鳥取県米子市東町161-2 (市役所第2庁舎3階)
TEL:0859-23-5436~5438

参考資料

毎年の公演後には日本海新聞に記事が掲載されている 
新修米子市史(2000/11)


交通アクセス

地図

米子市文化ホール

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アクセス(交通手段)

JR山陰本線「米子」駅から徒歩3分。

駐車場

米子市文化ホールおよびビッグシップ専用駐車場。



保存団体について

団体名

米子歌舞伎保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

幼稚園から高校まで単発的に指導に出向く機会はある。新規募集活動は特にないが、公演を通じて興味を持った方が徐々に参加してくれている。



外部公演について

外部公演の是非