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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:鳥取市
賀露地区の踊り・唄(賀露元唄貝殻節)
[ かろちくのおどり・うた  かろもとうたかいがらぶし ]

賀露の海で響けホーエンヤ節  
活発な舞曲の中に哀愁の追分

[ ジャンル:舞踊・盆踊り ]

芸能の由来・沿革

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賀露地区の踊り・唄(賀露元唄貝殻節)
大正末期から昭和の初めにかけて、因幡地方ではイタヤ貝の豊漁に恵まれ、賀露港もイタヤ貝漁が盛んだった。来る日も来る日も鋤簾を引く作業はかなりつらい重労働であったため、貝殻節は、この貝の採取にあたった漁夫たちが、艪にあわせて歌った労働歌と言われている。一説によれば、賀露の唄は貝殻節と呼ばず、かつては「ホーエンヤ節」と呼んでおり、貝の採取の時に漁師自ら口ずさんでいたという。歌詞・メロディともに最も力強さを残している賀露の貝殻節こそが元唄であるとする説もある。また、かつては盆に歌い踊られていた。昭和初期ごろまでには新仏の墓場に行って、その墓の周囲で踊ったことが伝えられており、この踊りが本来は鎮魂のために存在していたことを物語る。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

賀露漁港周辺で開催されるホーエンヤ祭(4月)、秋祭り(9月)、かにまつり(11月)に毎年出演。
公演時期: 4月、9月、11月

演目・時間

3分~5分

演目詳細

昔は「自分たちで楽しむ踊り」だったが、現在は「見せるための踊り」へと変化をしている。踊りのパターンは6つしかない。踊り方は、(1)手を3回胸の前で叩く、(2)ひざを1回叩く、(3)波のしぶきを表現し左手方向に両手を上げる、(4)右手かいぐり、(5)左手かいぐり、(6)右手かいぐり、これを繰り返す。
衣装は揃いの半被、足元は基本的に裸足か外のステージではぞうり、三味線・太鼓の伴奏に合わせ、歌い手(男性がほとんど)と囃子手が歌う。(囃子が多い) 踊りが単純なため、ステージの広さや長さなどでパターン(円になったり、斜めに歩いて行ったり)をさまざまに変化させ見ているものに飽きさせないようにしている。

演目の見所

ステージでの体系の変化と歌の荒々しさが漁師町賀露町らしさを感じることができる。貝殻節の1番・2番と歌の間に追分「嫁入り唄の松坂節」の節が入るのが特徴である。(賀露町の唄の名人で全国民謡大会などに出場した浜沢長三郎が気に入り、アレンジして入れたと伝えられている)

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市上魚町39(第2庁舎4階)
TEL:0857-20-3367

参考資料

野津龍著:「鳥取県祭り歳時記」山陰放送 (1985/06)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

JR「鳥取」駅より日ノ丸バス賀露循環線「かにっこ館前」バス停留所下車。車の場合国道9号線を南隈交差点を県道41号線へ。そのまま海岸線を4km 

駐車場

かにっこ館駐車場のほか、鳥取港海鮮市場かろいちの駐車場などを利用



保存団体について

団体名

賀露町伝承芸能保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

地区の婦人会(保存会に加入していない人々)に向けて年に一度の講習会を開いている。保育園での指導や町民運動会で小学生と町民が一緒に踊るのが恒例のため、その指導にも出向いている(町民運動会で小学生が踊るために指導に出向く際は、必ず「貝殻節の歴史」などの説明をするなどセミナー的なことも行っている)。



外部公演について

外部公演の是非




備考

備考

[添付ファイル1](種別:pdf)