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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:境港市
境さんこ節
[ さかいさんこぶし ]

北前船渡来の安来節元唄  
船頭衆をとりこにした「おさん」の節

[ ジャンル:舞踊・盆踊り、唄・音楽 ]

芸能の由来・沿革

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境さんこ節
境港は江戸時代から西回りの北前舟の定期航路として人気があり、賑わいをみせていた。
船頭たちは、あちこちの寄港地で仕入れてきた唄を歌っていたのが、さんこ節のルーツではないか、と言われている。
その船頭が唄う歌に、「追分節」や「佐渡おけさ」などから学んで独特の旋律で唄う飯盛り女の「おさん」(雲州広瀬生まれ)という女性がいて、その歌は船頭衆をとりこにし、やがてその名をとって「さんこ節」と呼ばれるようになったとされている。
「さんこ節」は安来節の元歌として唄い継がれ、現在八代目に至って居る。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

「境港みなと祭り」毎年7月下旬日曜日に開催、会場・境港万トン漁港周辺、9:00~16:00。
「境港さくらまつり」毎年4月第1日曜日、午前中にお台場公園特設ステージで開催。  
公演時期: 4月、7月

演目・時間

1曲5分~8分

演目詳細

「境さんこ節」には正調と早いテンポの「早ざんこ」があるが、現在早ざんこが行われることは殆どない。
三味線・唄・囃子・太鼓で構成される 特別決まりの服装はなく(人数が複数になる三味線・囃子が着物を揃える程度)、和服での唄、伴奏になる。 
近年は銭太鼓によって踊りも加わっている。 
踊りの場合、ステージに前奏の部分で踊り手が入場してくる(踊り手の服装は揃いの半被など)
銭太鼓を持って立ったまま踊る(曲中の移動は殆どない)。                                

演目の見所

囃しの節回しに特徴があり、歌詞も境港の地名がはいり、浮かれて来るような民謡

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:(個人宅のため省略)

参考資料

野津龍著:「鳥取県祭り歳時記」山陰放送 (1985/06) 
新修境港市史(2007/10)


交通アクセス

アクセス(交通手段)





保存団体について

団体名

境さんこ節保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

春には桜まつり、夏には港祭りに参加し、各地で催されるイベントに郷土芸能として、参加し普及活動を行っている。 



外部公演について

外部公演の是非




備考

備考

[添付ファイル1](種別:pdf)