芸能の地域:境港市
外江ちょうさ
[ とのえちょうさ ]
破風目掛けてぶつかり合う
県下では珍しい神輿
[ ジャンル:祭礼行列 ]
芸能の由来・沿革
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外江ちょうさ |
境港市外江は、雨季になると中海の水嵩が増え、あふれた水でしばしば浸水に悩まされた。
そこで、村人たちは水害を免れるためスサノオノミコト(素盞嗚命)を祭ったのだと言い伝えている。
江戸時代に起源を持つといわれるが、戦時中に乱暴な祭りを廃止する動きがあり、外江では昭和18年に途絶えたのち、平成6年、当時芸能協賛会がトラックにて巡回していたものを外江地区ふるさとづくり協議会が引き継ぎ、地区住民で相談して復活させた。
50年ぶりの復活から今年が19回目。なお、由来などについては明確なものではない。
動画アップロード
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伝統芸能について
公演場所・時期
7月15日前後の日曜日、午前9時~12時、西灘神社前出発、町内を巡行。
公演時期: 7月
公演時期: 7月
演目・時間
巡行は約2時間
演目詳細
神輿は40人ほどで担がれる。乗子(男子小学生4人、そのうち2人は化粧など女装をする)が乗り、太鼓を叩く。
神輿の屋根には大人が上がり「ちょうさ」と掛け声をかけているが、乗子は神の乗り移った子であり、その頭上に立つということは不謹慎とのこと。
口上が歌いあげられ西灘神社を出発し、町内を巡行。
途中、白尾神社に参拝し、西灘神社に戻ってくる。白尾神社の参拝では乗子が土を踏まないよう、大人が乗子をおんぶして神輿を降り、境内を移動する。
また、巡行中、他の神輿とぶつかると(以前は東・中・西地区から3つの神輿が出ていた。現在は南回りと北回りの2騎)、氏子を降ろして神輿のぶつけ合いが始まる。破風(はふう)という屋根の飾りが壊れたほうが負けとなる。
神輿の屋根には大人が上がり「ちょうさ」と掛け声をかけているが、乗子は神の乗り移った子であり、その頭上に立つということは不謹慎とのこと。
口上が歌いあげられ西灘神社を出発し、町内を巡行。
途中、白尾神社に参拝し、西灘神社に戻ってくる。白尾神社の参拝では乗子が土を踏まないよう、大人が乗子をおんぶして神輿を降り、境内を移動する。
また、巡行中、他の神輿とぶつかると(以前は東・中・西地区から3つの神輿が出ていた。現在は南回りと北回りの2騎)、氏子を降ろして神輿のぶつけ合いが始まる。破風(はふう)という屋根の飾りが壊れたほうが負けとなる。
演目の見所
山車を勇ましくぶつけあうところが見所。
演者配置図
ホームページ
芸能団体活動報告
お問合せ先
組織名:外江町ふるさと協議会(外江公民館内)
住所:〒684-0071 鳥取県境港市外江町2062-1
TEL:0859-42-3204
住所:〒684-0071 鳥取県境港市外江町2062-1
TEL:0859-42-3204
参考資料
「外江百話」(1991)
鳥取県立博物館著:「鳥取県の祭り・行事調査報告書」(2006/3)
鳥取県立博物館著:「鳥取県の祭り・行事調査報告書」(2006/3)
交通アクセス
地図
アクセス(交通手段)
JR境線「境港」駅下車、はまるーぷバスで「西灘神社」バス停留所下車。
車の場合、山陰道米子西IC→国道9号線→県道47号線→西工業団地入口(交差点)を左折。
車の場合、山陰道米子西IC→国道9号線→県道47号線→西工業団地入口(交差点)を左折。
保存団体について
団体名
外江地区ふるさとづくり協議会
保存伝承の取り組みについて
会員外へ向けての取り組み
特に行っていない。
外部公演について
外部公演の是非
可