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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:境港市
日御崎神社御幸  
[ ひのみさきじんじゃみゆき ]

少女の巣立ちに願いを込めて  浦安の舞が彩る御幸行列

[ ジャンル:祭礼行列 ]

芸能の由来・沿革

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日御崎神社は正徳3年(1713年)に上社と下社が合祀し、現在の場所である上社側へ境内を整えた。日御崎神社御幸は、合社から30年ほどたった時に一時中止になったことがあったものの、その時から続いていてる。日御崎神社は出雲の日御碕神社と同様に素戔嗚尊と天照大神が祀られており、この御幸には一年に一度神様を下社に戻すという意味がある。旧下社では「浦安の舞」が行われるが、これは昭和15年から始められたものである。【おわび】日御碕神社の「崎」が本来の文字と違っていますが、ホームページのシステム上掲示できないため最も類似した文字で提示しています。

伝統芸能について

公演場所・時期

11月15日前後の土曜日(H27/11/14)、11時に出発し、12時頃には終了する。元来は下社のあったところを回って帰るもの(現日御崎神社が上社となる)。正門から出て旧内浜街道を通り渡町7区地内をまわる。全長500mほど。
公演時期: 11月

演目・時間

往路15分、浦安の舞(「扇の舞」と「鈴の舞」の2曲)30分、復路15分

演目詳細

神社にて神輿に神様を乗せる神事をして、上社から下社へ向かう。御幸の並びは神楽、神主、さしば、四神旗、日月旗、神鏡、神輿、神主、巫女。巫女は十数名で12歳の女子で、御幸ではお供え、鈴、扇などを携える。また、神輿を担いでいる男性は巫女役の女子の父親となっている。御幸の道中は往復路ともゆっくり歩くのみである。
下社に到着すると神事をしてから、巫女がゴザを敷いたところで浦安の舞を行い。最後に玉串の奉納を行う。なお、浦安の舞は「扇の舞」と「鈴の舞」の2曲がある。現在はCD音源で行われているが、笛、太鼓、琴、鼓などで音曲が構成されており、歌詞は昭和天皇が詠ったもの。「天地(あめつち)の神にぞ祈る朝凪の海のごとくに波たたぬ世を」

演目の見所

「鈴の舞」で横一列から舞いながら4ヵ所へ移動するところ。最初は横一線ではあるが、やがてそれぞれの道へと進んでいくことから、これも人生だという教えを子供たちにも伝えている。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:日御崎神社
住所:〒684-0072 鳥取県境港市渡町1487
TEL:0859-45-4095

参考資料

境港市史、渡町の「ふるさとのあゆみ」(公民館や図書館等にある)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

JR境線「余子」駅から徒歩30分。はまるーぷバス(生活コース)「日御崎神社前」バス停下車、徒歩3分。

駐車場

特になし



保存団体について

団体名

日御崎神社



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

10月上旬に総代会を行い、その年の小学6年生女子を確認し、総代が参加の確認をしていく。



外部公演について

外部公演の是非

参加・体験

不可