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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:鳥取市
笹尾神社獅子舞
[ ささおじんじゃししまい ]

夜光珠与えて  獅子が激しく舞い狂う

[ ジャンル:神楽獅子舞 ]

芸能の由来・沿革

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笹尾神社獅子舞
佐治村加茂の賀茂地神社の神楽獅子舞に証拠はないが文禄年間(1592-95)に始まるという伝えがあり、細尾地区の神楽獅子の蚊帳は元禄年間(1688-1703)の織染物であるといわれている。佐治村を中心として行われている神楽獅子舞は、伊勢の大神楽系の神楽獅子で16世紀の終わりから17世紀にかけてここに根づいたと思われる。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

10月第2土曜日、当日、午後1時に神社でお祓いを受けて出発する。氏子宅は約100軒あるが、下加瀬木で1回、渕尻で1回、加瀬木で2回、神社で2回計6回御子舞を行う。
公演時期: 10月

演目・時間

20分

演目詳細

小学校4・5・6年の少年が選ばれて神主役と、ささら役になる。神主役の少年が「謹請、再拝、再拝、敬って申す・・・」と祝詞をあげ、あやし役の少年が日の丸扇や簓を使って、獅子を誘導する。日の丸扇は、夜光珠を表現するといわれているが、その夜光珠欲しさに獅子はからかわれながらもついていく。獅子が疲れて寝てしまうとその鼻先に珠を見せて獅子を起こす。珠を獅子に与えずからかい続けるので獅子は怒ってしまう。最後に珠を獅子に与え、獅子はその喜びを身体いっぱいに表現して激しく舞い狂い、舞い納める。蚊帳の中には長襦袢を着た三人の大人が入って舞う。「ドウビツ」といわれる長持を担いで村中を回り、その上の二つの太鼓をたたいて獅子舞を行う。蚊帳に三巴の紋を十か所くらいつけている。

演目の見所

喧嘩獅子で激しく、最後の珠を獅子がかむところ。

演者配置図

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ホームページ

お問合せ先

組織名:鳥取市 教育委員会文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

野津龍著:「因幡の獅子舞調査録」  (H9/7)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

JR「鳥取駅」から日の丸バス南部幹線「保険センター前」で下車し徒歩2分

駐車場

特になし



保存団体について

団体名

笹尾神社獅子舞保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

若い方への声掛け。



外部公演について

外部公演の是非

参加・体験