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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:鳥取市
山上の手踊り
[ やまがみのておどり ]

素朴な歌と踊りで  豊穣を祈る因幡大津絵

[ ジャンル:舞踊・盆踊り ]

芸能の由来・沿革

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山上の手踊り
徳川末期の頃、因幡地方に大旱魃があり、田畑は干上がって全てのものが枯死寸前となったため、村人が相はかり雨乞籠りをして氏神に祈願した。満願の日、甚助という老人が境内で空を見上げた時に雨が降り出し「雨だ。雨だ。」と踊り上がって喜び、腰に下げた手ぬぐいを取って振り回った。この後、豊穣を祈る雨乞踊りが始まったが、いつの頃からか種々の歌に合わせて踊るようになり、山上の手踊りとなったと伝えられている。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

8月14日13:00~山上地区の初盆の家を周り手踊り3曲傘踊り2曲踊る。また、8月17日に万福寺でも手踊りと傘踊りを踊る。
公演時期: 8月

演目・時間

「三番叟」「草津節」「因幡大津絵」各3分程度

演目詳細

演目は「三番叟」「草津節」「因幡大津絵」と三曲踊る。踊り手は6名以上で偶数人、歌い手一人に横笛が一人の構成となる。踊り手の服装は水色のはちまきに浴衣を着てふんどしに黒タイツ、黒足袋、草履を履き、手ぬぐいを持って踊る。「因幡大津絵」は、歌と踊りだけの素朴なものであり、その歌詞は歌舞伎からくるものが多い。千代萩政岡の段、平井権八、くずの葉などがよく歌い踊られている。

演目の見所

「因幡大津絵」。

演者配置図

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ホームページ

お問合せ先

組織名:鳥取市 教育委員会文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

「第15回郷土の民俗芸能大会」(昭和54年10月27日発行)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

日の丸バス散岐線「山上」バス停下車し徒歩4分。

駐車場

特になし。



保存団体について

団体名

若葉会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

同じ村に住んでいる若い方や獅子舞のメンバーへの声掛け。



外部公演について

外部公演の是非

参加・体験

不可