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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:鳥取市
塩見神社麒麟獅子舞
[ しおみじんじゃきりんししまい ]

静から動に変化するリズム
独特の太鼓囃子に獅子が舞う

[ ジャンル:麒麟獅子舞 ]

芸能の由来・沿革

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塩見神社麒麟獅子舞
鳥取県東部の因幡地方に伝わる「麒麟獅子舞」。江戸時代のはじめに、初代藩主の池田光仲(みつなか)が曾祖父の徳川家康の分霊を祀(まつ)った因幡東照宮(現鳥取東照宮)を創した際に、祭礼の芸能として創始したと言われている。
塩見神社麒麟獅子舞は定かではないが、明治時代には行われていたそうで、子供が生まれたり、長寿の祝いとして舞われている。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

3月28日に近い日曜日(H25/3/24・H26/3/30)、宵宮無し。8時より塩見神社から氏子廻り開始。
公演時期: 3月

演目・時間

「本舞い」7~8分、「普通舞い」5分、「かみ」4分。どの舞いをするかによって異なる。

演目詳細

猩々1名、獅子2名、計3名が同じ赤い衣装を纏い、役割はローテーション。座方は囃子(笛)、太鼓、鉦が1名ずつで固定。
座方の衣装は共通で、猩々・獅子のものとは異なる。蚊帳は10年ほど前、それまでの濃い緑色のものから、衣装より明るい朱色(オレンジ色)になった。
必ず舞いを披露する場所は塩見神社と氏子総代の家と区長の家で「本舞い」を舞う。それ以外は祝い事のあった家、親戚の集まった家などの依頼があれば追加で舞う。
基本的には「普通舞い」となる。「本舞」のみ猩々の先導があり、獅子が3回頭を振ったところで脇にはける。獅子は「↑」の形に前後3往復の動きをする。
「普通舞い」は前後1回半の往復、「かみ」は氏子の頭を噛む動きから始まり、前後1往復する。ちなみに「かみ」は漢字で「上」と書く場合もあるが、「噛み」の意味もあるという。なお、座方の位置に特に決まりはない。

演目の見所

太鼓が同じテンポから速いテンポになるところがあり、その際、玄関に近づくよう、獅子の振りが大きくなるところ。

演者配置図

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お問合せ先

組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

福部村作成ビデオ:「郷土の伝承行事福部村」福部村むらづくり運動推進協議会(2003)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

JR山陰本線「福部」駅、循環バス(らっちゃんバス)「箭渓」バス停下車、徒歩1分。車の場合車の場合若桜街道 吉方町二丁目(交差点)を右折し県道291号線 →立川大橋南詰(交差点)を左折し県道43号線→鳥取県鳥取市福部町箭渓

駐車場

箭渓総合研修センターに駐車可



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団体名

鳥取市福部町箭渓地区消防団



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

無し



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外部公演の是非

不可