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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:鳥取市
小倉神社麒麟獅子舞
[ おぐらじんじゃきりんししまい ]

爪先立ちに決めの片足上げ  
足技豊かな小倉麒麟獅子

[ ジャンル:麒麟獅子舞 ]

芸能の由来・沿革

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小倉神社麒麟獅子舞
鳥取県東部の因幡地方に伝わる「麒麟獅子舞」。江戸時代のはじめに、初代藩主の池田光仲(みつなか)が曾祖父の徳川家康の分霊を祀(まつ)った因幡東照宮(現樗谿[おうちだに]神社)を創した際に、祭礼の芸能として創始したと言われている。舞い方は「権現流(東照宮のことを権現さんという)」。  小倉神社獅子舞は聞き伝えによると現在80代の方の青年時にはすでに行われていたという。以前は獅子舞のみではなく幣をつけた榊を担いでいたが、現在は神社に置いておくかたちになっている。また、昭和40年代に一時中断していた時期があったが、昭和47、8年頃に獅子舞を用瀬から習い、地区の楽しみとして復活させた。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

10月第2日曜(H25/10/13)、7時半から小倉神社境内下広場、村の中央箇所の路上で舞った後、8時頃より小倉神社でお祓いをして舞いを行う。その後氏子廻りとなるが、その年の氏子総代(平成25年は北尾弘美さん)宅から始まり、「の」の字を書くように氏子(全戸廻り34戸)を回っていく。およそ16時頃終了。
公演時期: 10月

演目・時間

演目は1種類で特に呼称はない。境内下、村中央、神社境内ではひとまわし単位(3~4分)の舞を3回行う(計15分ほど)。氏子廻りではひとまわしのみ。

演目詳細

獅子2名、猩々1名(氏子廻りでは登場なし)、太鼓1名、鉦1名、笛3名以上の構成。猩々の衣装は上下赤、白足袋に草鞋履。赤い面、赤い髪、棒と瓢箪を持つ。獅子の衣装も猩々と同じであり、蚊帳は赤で背中に黒の線が入り、幣の付いたものである。なお、囃子方の衣装は特になく、各々普段着である。ひとまわし分は左右への練り、前後3回の動き、最後に右足を上げて終わるもの。舞い手3名が交替し、これを3回行うが、猩々がつくのは最初の1回目のみである。氏子廻りはひとまわしのみ。全体的にはゆっくりな舞いとなっていて、大きく移動するような動きもない。

演目の見所

最後に獅子が右足を上げるところ。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

特に無し


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

日ノ丸バス散岐線、山上行きで「小倉」バス停下車し、徒歩1、2分。車の場合は鳥取道「用瀬」出口より5分。

駐車場

特に無し、バス停裏の空き地等



保存団体について

団体名

小倉神社麒麟獅子舞保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

演技指導無し。新規募集は中学生が高校入学する年に声を掛ける。おおむね協力的に参加してくれる。



外部公演について

外部公演の是非

不可