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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:岩美町
岩井ゆかむり唄
[ いわいゆかむりうた ]

因州因幡の岩井の温泉  
頭にひしゃくで湯をかむれ

[ ジャンル:舞踊・盆踊り、唄・音楽 ]

芸能の由来・沿革

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岩井ゆかむり唄
岩井温泉に江戸時代から伝わる入浴法「湯かむり」の風習(頭にてぬぐいをのせ、ひしゃくで湯を汲んで頭にかぶる=かむる)からきているのでは、と言われている。
湯かむりは少しでも温泉に長湯をし、効能にあやかるためだが、その際入浴客が楽しめるようにと歌ったのがきっかけではないか、とされている。  
その湯かむり唄にいつしかふりがつき、現在のかたちになったのではといわれている。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

特に決まったものはない(地元の福祉施設の納涼祭・夏祭りなどに参加)
2011年には岩井温泉 開湯1200年を記念して「ゆかむり祭り」が行われた ほか、毎年11月に開催される岩美町の文化祭には参加している
公演時期: 不定期

演目・時間

5分

演目詳細

基本的には楽しい数え歌になる。
「岩井八景づくし」「忠臣蔵づくし」「芸題づくし」などの演目があり、それぞれの踊り(振り付け)は同じ。頭にはほっかむり、ひしゃくを手に持ち、着物のすそを片方跳ね上げて帯にひっかけているのが特徴的 ひしゃくで水面をたたきながら、あたまにかぶるしぐさなど「湯かむり」の情景がふりの中に組み込まれている。
振り付けのなかにはお湯を大切にしながら湯かむりを楽しみましょう、という意味合いを込めている。

演目の見所

踊り手は女性のみ、女性ならではのしなやかさ、かわいらしさとしぐさが振り付けに盛り込まれているように思える。
ほっかむりは湯かむりの再現でかぶってはいるのだが、逆に女性のしおらしささえ感じてしまう。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:岩美町 教育委員会生涯学習係
住所:〒681-8501 鳥取県岩美郡岩美町浦富675-1
TEL:0857-73-1302

参考資料

鳥取県教育委員会著「鳥取県の民謡」(1988/03)新編岩美町誌(2006/5)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

(岩井温泉)JR岩美駅から直通バス、またはJR鳥取駅からレトロボンネットバスが運行している。車の場合国道9号線、岩美町内に入って10分程度で左手に「岩井温泉」の看板あり。

駐車場

公共温泉入浴の場合は駐車場あり



保存団体について

団体名

岩井ゆかむり唄保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

小学校の校外学習で体験したのをきっかけに興味をもってくれた子供たちに「伝統文化子ども教室」で指導をしている。(かわいい衣装が着れることが楽しみで参加している)



外部公演について

外部公演の是非




備考

備考

[添付ファイル1](種別:docx)