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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会
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芸能の地域:八頭町
市場神社麒麟獅子舞(市場神社麒麟獅子舞)
[ いちばじんじゃきりんししまい ]

一軒一軒を丁寧にまわる氏子廻りは一日がかり

[ ジャンル:麒麟獅子舞 ]

芸能の由来・沿革

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市場神社麒麟獅子舞
江戸時代初期、慶安3年(1650年)に鳥取藩の初代藩主・池田光仲が、徳川家康を祭った日光東照宮の御神霊を持ち帰り、鳥取東照宮の建立の際に舞ったのが始まりといわれている。
鳥取県の東部(因幡地方)と兵庫県の北部の一部に伝わる。
いつごろから舞うようになったかなど歴史的記述はなく不明。
舞いは宇部神社の流れを汲むといわれる。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

定期公演:市場神社例祭(4月15日に近い日曜日)前日に宵宮を行い、当日は8:00~神社にて祈祷、本舞いを行った後、氏子宅(約150戸)を回る。20:00終了予定。
公演時期: 4月

演目・時間

「本舞」(40分)、「膝折」(10分)、「門付け」(1から2分)

演目詳細

6~7名で神社で本舞を奉納した後、氏子の家々(約150戸)をまわる。(門付けよりも丁寧な舞いで「膝折」という)
村にある工場や空き店舗、空き家では門付けを舞い、拠点となる彩祭館宿へ戻る、ここで本舞に近い舞いを村人に披露したあと、神社で入宮を舞う。
衣装は舞手は猩々、獅子ともに上下赤の衣装、腰に白黒の縞の腰巻をしめる。
座方(音楽担当)は緑の上下に、白い下着を付け、白いハチマキをする。
本舞の際は、まず猩々が獅子の横に向けて腰を振ったような仕草で(実際には足をぶるぶると動かすためそう見える)舞った後獅子が練りを行う。

演目の見所

12時間近くかけて、丁寧に、氏子一軒一軒をまわっている。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名: 八頭町 教育委員会社会教育課
住所:〒680-0601 八頭町北山63-1
TEL:0858-84-1232

参考資料

郡家町誌(1969)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

JR因美線「東郡家駅」下車、車で10分。
バスの場合、八頭町
営私都線「市場」バス停留所下車。車の場合鳥取南バイパス(若桜・八頭方面)→国道29号線→堀越(交差点)を左折し県道39号線→県道282号線を進む(市場地区)。

駐車場

近隣に中私都郵便局はあるが、駐車スペースは少ない



保存団体について

団体名

市場神社獅子舞保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

市場少年麒麟獅子クラブ(小3~6年生の男女10名程度)があり、平成14年国民文化祭に出演、現在は年10回程度公演している。子ども獅子は8月3日の地区の納涼祭で披露。この時、大人との共演はない。小学生は笛の覚えがとても早く、譜面など自分たちで作成、6年生から下級生に教えるなど、子どもたち同士で演奏を伝え合っている。



外部公演について

外部公演の是非