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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

鳥取県の伝統芸能

 鳥取県の伝統芸能と聞くと何を思い浮かべられるでしょうか?砂丘をバックにたたずむ麒麟獅子舞や雨滝の前で勇壮に踊る傘踊りなど、観光パンフレットの印象が強いのではないでしょうか。この2つはもちろん鳥取県を代表する伝統芸能ですが、各地域にはもっと様々なものが伝承されています。個別の伝統芸能については、データベースを参照していただくとして、ここでは、鳥取県の伝統芸能の概略を地域ごとに紹介していきたいと思います。
  • 各地域の分布や芸能のジャンルと種類は?

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  • 東部に伝承されている芸能は種類・数ともに多く、全体の3分の2を占めています。特に多くを占めるのは獅子舞と盆踊りですが、能・人形芝居といった舞台芸も東部が中心となっています。
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  •  中西部では、東部に比べると種類も数も多くありませんが、盆踊りや祭礼行列、座敷芸が比較的多くみられます。盆踊りは輪踊りが基本で、戦国時代にさかのぼる由緒を持つものや、供養踊りから始まったとの伝承を持つものなど、昔ながらの形を保っている地域が少なくありません。座敷芸では、淀江や境港のさんこ節、三朝や関金のさいとりさしが著名です。また、西部にだけしかないものに神楽があります。
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