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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:境港市
渡上部落のトンド
[ わたりかみぶらくのとんど ]

トンド場までの神輿行列  子供の囃子もにぎやかに

[ ジャンル:その他 ]

芸能の由来・沿革

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トンドは各家庭の無病息災を祈願するものである。この地区のトンドは定かではないが、江戸時代から始まり、神輿は継続して行われていたという。囃子は昭和40年くらいまで行われていたが、その後中断され、平成21年頃に復活されたという。トンドの進行管理は、以前は14番までの当番でやっていたというが、現在は自治会単位の持ち回りで行われている。【おわび】日御崎神社の「崎」が本来の文字と違っていますが、ホームページのシステム上掲示できないため最も類似した文字で提示しています。
 

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伝統芸能について

公演場所・時期

1月5日以降の最初の日曜日、8時30分から12時まで。日御崎神社から出発し、夕日ヶ丘2丁目、渡町4区、3区と神輿を移動していき、上部落区域内のトンド場にて(日御崎神社東方200mくらいにある墓地の空き地)。
公演時期: 1月

演目・時間

元来は3曲の囃子があったが、現在は2曲。「中神事」「神楽」各3分くらい。

演目詳細

日御崎神社にて神事と囃子を行い、グループホーム夕日ヶ丘へ神輿を移動。そこで囃子を披露し、その後神輿を担いで夕日ヶ丘から海沿いを回って、渡町4区、3区へと移動。道中は幟を掲げるなどする。トンド場に到着すると囃子を1回行い、トンド焼きが行われ、正月の飾りつけや餅などが焼かれる。また移動の道中も2曲を交互に繰り返しながら囃子が行われる。移動の隊列は御幣や賽銭箱を先頭に、大人15名ほどで担がれる神輿が続き、そのあとにトラックに乗った太鼓、笛らの囃子が続く。その周囲で獅子や猿田彦が自由に動き回るといった隊列である。なお、囃子は小学3年以上の子供によるもので、笛が15名ほど、太鼓(6年生)が1名という構成。囃子が終わった後には「トンドヤー」の掛け声がある。

演目の見所

子供たちが一生懸命に笛、太鼓に取り組んでいるところ。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:(個人宅のため省略)

参考資料

特になし


交通アクセス

アクセス(交通手段)

JR境線「余子」駅から徒歩30分。はまるーぷバス(生活コース)「日御崎神社前」バス停下車、徒歩3分。

駐車場

特になし



保存団体について

団体名

渡上部落左義長保存会



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

小学3年生になった子供に向けての声かけを中心に行っている。



外部公演について

外部公演の是非

不可

参加・体験

不可
囃子のみなら、やろうと思えばできないこともない