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鳥取伝統芸能アーカイブス
運営主体/NPO法人プロデュース・ハレ
監修/鳥取県教育委員会
協力/鳥取県内各市町村教育委員会

芸能の地域:鳥取市
大黒舞おどり
[ だいこくまいおどり ]

八ッチャン八ッチャン十六チャン  
大黒様由来のめでたい踊り

[ ジャンル:舞踊・盆踊り ]

芸能の由来・沿革

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大黒舞おどり
『鳥取県民謡百選』(松本穣葉子著)によれば、明治時代までは正月行事として囃子方とともに大黒舞を歌い、大黒人形をまわして門付けする一団があったという説もある。
大黒舞は鳥取市円通寺を中心にして因幡一円に伝承される民謡。津無の大黒舞には大黒さまが八上姫と飯盛山を散策の折、津無の村人がこの踊りを踊って喜ばせたという。
津無に古くから伝わるという説と、明治時代に郡家町より習ったという説がある。現在、起源は明らかではないが、『千代川流域の民俗』(坂田友宏編)は後者ではないかとしている。
 

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伝統芸能について

文化財指定

鳥取市指定無形民俗文化財 指定年:昭和48年8月31日

公演場所・時期

毎年8月14日夜、地域の初盆廻りを行っている。津無地区50世帯のほか、河原町神馬地区とも交流があり、そこから呼ばれることもある。そのほか、元旦に祝い踊りとして踊る年もある。
公演時期: 1月、8月

演目・時間

フルコーラスで歌い、踊ると7分30秒 ショートバージョンあり

演目詳細

基本は道具を使わない手踊りで、楽器なども使わない。服装は大国主命(大黒様)の服装、と伝えられている頭巾を頭にかぶり、わらのブーツを履いている。(わらのブーツは手作り)
最近はあかいちゃんちゃんこ、パンツ姿(還暦の祝いの服装のようなもの)がおめでたい、との理由で踊り手の一人に扮装をさせ、楽しませている。
歌詞の中に祝い言葉が入っている(例:末広がりとは祝いこんだが・・・七福神が舞い降りて・・・など)唄のテンポは決して速くはなく、ゆったりと踊る。
かけ声は踊り手全員で踊る。通常は一列になり、左右に歩くのも動きが少ない。

演目の見所

大黒様の人柄をあらわすかのような、たおやかな振り付け。

演者配置図

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ホームページ

芸能団体活動報告

お問合せ先

組織名:鳥取市教育委員会 文化財課
住所:〒680-8571 鳥取市幸町71番地(5階)
TEL:0857-30-8421

参考資料

県立博物館:資料映像 鳥取県教育委員会著「鳥取県の民俗芸能」(2005/03) 佐治村誌(1987) 八頭郷土文化研究会著:「新編八頭郡誌・八頭郡のくらしと民俗」(1996/5)


交通アクセス

地図

アクセス(交通手段)

JR因美線「用瀬」駅、日ノ丸バス佐治・智頭線「津無口橋」バス停より徒歩10分。車の場合鳥取自動車道、智頭用瀬方面用瀬出口→県道49号線→鷹狩駅(交差点) を右折し国道53号線→用瀬橋(交差点) を右折し国道482号線→約4kmで右折(津無地区)。 

駐車場

基本的には無いが、地区内には津無生活改善センター(地区公民館)や田岡神社に数台は駐車可能



保存団体について

団体名

津無民俗芸能保存会(大黒舞保存会 獅子舞保存会合同)



保存伝承の取り組みについて

会員外へ向けての取り組み

佐治中学校より要請があり、指導、文化祭に出演など行ったことがある。



外部公演について

外部公演の是非




備考

備考

[添付ファイル1](種別:docx)